
「アーケンの建てる家は1棟1棟デザインが違うね」
多くの方に言っていただく言葉です。「家に対して住む人が合わせる」のではなく、「住む人に家を合わせる」ことを第1に考えるアーケンは、お客様との打ち合わせを重ね、お施主さまの思いを踏まえながら1棟1棟、自由設計の注文住宅をご提案しています。
今回は、アーケンが担当した旭川の注文住宅を10事例ご紹介します。
旭川は人口約32万人、北海道第2の都市です。市内全域をほぼ網羅するバス路線、医療施設や商業施設も充実していて緑も多い。旭川空港から東京への直行便もあり、近隣エリアには富良野や美瑛、東川など観光、アウトドア、温泉、食など魅力がたくさんあります。利便性と豊かな自然が同居していて、子育て、老後などどの年代でも快適に過ごせるので、移住の候補地としてもおすすめしたいエリアです。
旭川市の注文住宅1 ダウンフロアとスキップフロアで立体感
旭川市のKさま邸。外装は屋久島地杉と黒のガルバリウム。Kさまは前職時代の家づくりを知っていてくれて、設計者を探してお問い合わせしてくれました。

反対側から見るとシンプルな片流れ屋根。

キッチンは造作。ワークトップ部分はステンレスを採用し、カウンターも備えました。キッチン部分をダウンフロアにすることで、カウンターやダイニングに座っている人と目線の高さが合うようにしています。

ダウンフロアにしたキッチン部分の上は、中2階のフリースペースに。壁やドアで部屋を仕切るのではなく、ダウンフロア、1階、中2階、2階と、段差によって空間をゆるやかに区切ることができるのがスキップフロアの魅力です。

リビングから玄関までつながる土間部分には薪ストーブを配置。ノルドの木製サッシ越しに景色を眺めて贅沢な時間を過ごせます。
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旭川市の注文住宅2 内装のプロが自邸を発注
お施主さまは内装業を営まれていて、アーケンの現場に入っていただくこともあります。当社の家づくりを中身を知っている技能者の方が当社を選んでいただいたというのは大変光栄なことです。

内装工事はオーナー自ら施工しています。

仕事仲間である大工さんに依頼。遊び心のある床貼りですね。
旭川市の注文住宅3 江丹別の自宅兼レストラン

オーナーの嵯城要介さんは、子育て環境の良い場所に住まいと、レストランを建てられました。

外壁は道南杉でナチュラルな雰囲気。大きなウッドデッキで食事を楽しめます。

店内の天井はウェスタンレッドシダーの板張り。

5.5メートルの大きなカウンターテーブルは家具職人、建築家、林業研究者、地元の生産者、学生、地域おこし協力隊員などたくさんの人の力を借りて江丹別の山から伐り出し作成しました。

2階部分が住宅で天井が高く開口部も大きいので開放感いっぱいです。
旭川市の注文住宅4 大きなウッドデッキと造作キッチン・洗面台

旭川市江丹別のSさまからご紹介いただき、Iさまの家づくりを担当させていただきました。

旭川の市街地ですが、大きな屋根付きのウッドデッキを設けることで、雨が降っても屋外で料理などを楽しめる空間を作りました。

自然素材を活かしつつ、アイアンのスケルトン階段などでシャープな印象も生み出しています。


キッチンカウンターや造作洗面台など、注文住宅ならではのこだわりも盛り込みました。
旭川の注文住宅5 白を基調とした輸入住宅

2020年にお引渡しさせていただいた旭川市K様邸です。内外装ともに白を基調にした家づくりです。

輸入住宅のイメージでキッチンも造作。

室内は全面塗り壁で施工しました。

洗面台も造作です。
旭川の注文住宅6 ステンレスのオーダーキッチン

2019年にお引渡しさせていただいたTさまの注文住宅です。


キッチンは図面を作成し厨房メーカーに発注。厚みのあるステンレス製。アーケンでは、造作キッチンをご提案することが多いですが、その際のポイントは、家の雰囲気に合うこと。機能性や利便性だけでいえば既製品のキッチンのほうが優れていることもありますが、オーダーキッチンの場合は、その家にあったオンリーワンのキッチンをご提案できます。

旭川の注文住宅7 アーケンの大工さんの自邸

旭川のK邸の建て主は日頃からアーケンの住宅施工現場で活躍する大工さん!奥さまの要望を第1にこだわりの注文住宅を実現しました。

コンクリート製キッチンは無骨で存在感たっぷり


奥様は植物にもこだわり、「日がたくさん入って、とにかく開放的に」とオーダー。薪ストーブ効果もあり、初めての冬も葉をあまり落とさず元気でした。
アーケンの大工さんが自宅を建てた!コンクリート製キッチンが見どころ 旭川市K様邸
旭川市の注文住宅8 タイニーハウス

『江丹別に移住する女性が単身で暮らす住宅を』というオーダーをいただきました。リビング・キッチンで8帖で、ロフトが6帖です。木材を生かし切る、無駄のない構造を心がけました。

内外装とも、一般的な住宅と同等のものを使っています。例えば、木に似せた内装材を使う方が安価ですし、狂いも少ない。ただ本物の無垢材は時間が経つほどい味わいが出ます。小さいからといって、素材では妥協したくありませんでした。
タイニーハウスを建てたいという方の用途は、小型住宅・セカンドハウスは3割、小規模なお店が4割、趣味のための拠点が3割という印象です。
旭川の注文住宅9 古材をふんだんにつかったこだわりのマイホーム・Y邸

犬を愛するオーナーのYさんはアウトドアが趣味。できれば山に住みたい。ただ現実は経営するペットショップから離れて住みにくい。なら、住宅街に山小屋のような家と、木々を植えた"森"をつくろう―。そんな思いを形にしようと、自宅には古材をふんだんに活用し、わんちゃんがめいっぱい楽しめる庭もオーダーしました。

床は油分を多く含む屋久島の杉で、ウッドデッキまでフラットに続きます。


キッチンは、天板を厨房機器メーカーで、フレームを鉄工所で特注。溶接の跡を残し、塗装せず素材感を出しています。

「森」を眺められるバスルームも造作。Yさん曰く、ここは「別空間」。欧州の雰囲気を出しました。壁はモールテックス(モルタル造形塗料)。


寝室の内装は大工の阿部勝実さんお任せ。右側の壁の板張りは、丸太から引き割って耳を残した材を張り付け、その間から着色したモルタルをのぞかせました。
【旭川市】古材をふんだんにつかったこだわりのマイホーム・Y邸
アーケンが旭川で建てた注文住宅を9事例ご紹介しました。今後も追加していきます。
ほかにも旭川の注文住宅の施工実績はたくさんあります。
ぜひ参照ください。